FXを始めてみたけど、注文方法がありすぎてよくわからない…
と悩んでいる方のために、今回はFXの注文方法についてわかりやすく解説していきます。
成行注文(なりゆきちゅうもん)
現在の価格で取引を行う注文方法のことです。
「通貨ペア」「買い/売り」「数量」「新規/決済」を指定できます。
指値注文/逆指値注文
あらかじめ指定した価格で新規注文/決済注文を行う注文方法のことです。
指値注文では今より有利な価格を、逆指値注文では今より不利な価格を指定します。特に、逆指値注文は損切りをする時に使います。
読んでた人
指値は「さしね」と読みます。
間違っても「⚪︎ね」とよんじゃだめですよ…!!
IFD注文
「IF Done」の略称で、新規注文と決済注文を同時に行う注文方法のことです。「イフダン注文」と呼ばれています。
指定した価格になったら新規注文をし、指定していた決済価格になったら自動で決済をしてくれます。
ずっとレートを見張っていなくても自動で取引を成立させてくれるので、子育てで忙しいママさんパパさんにはおすすめの注文方法です!
OCO注文
「One Chance the Other」の略称で、2つの注文を同時に出せる注文方法のことです。片方の注文が約定(=成立)すると、もう片方の注文は自動でキャンセルされます。
例えば、現在ドル円が「1ドル=100円」だとして、「1ドル=99円になったら新規の買い注文」と「1ドル=101円になったら新規の売り注文」を同時に行います。
そして、「1ドル=99円」になった時に新規の買い注文が約定し、「1ドル=101円になったら新規の売り注文」という注文が自動でキャンセルされます。
逆に、「1ドル=101円」になった時は新規の売り注文が約定し、その時点で「1ドル=99円になったら新規の買い注文」という注文が自動でキャンセルされます。
また、OCO注文は新規の時だけでなく決済する時にも使えます。
例えば、「1ドル=100円」の時に新規で買い注文を約定させたとします。現在持っているその買いポジションに対して「1ドル=101円になったら売り注文」(利益確定)と、「1ドル=99円になったら売り注文」(損失確定)の2つの注文を同時に行うこともできます。
こうすることで、一定以上の損失を防ぐこともできます!
IFD-OCO注文
その名の通り、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法のことです。IFO注文と呼ばれることもあります。
あらかじめ指定した価格になったら新規注文をし、一定の価格になったら利益確定/損失確定の注文を行います。
IFD注文と同様、新規注文から決済注文まで自動で行われますが、利益確定の注文のみを行えるIFD注文とは違い、IFD-OCO注文は利益確定と損失確定の2つの注文を同時に出すことができます。
おわりに
いかがでしたか?
FXには様々な注文方法があって最初は戸惑うかと思いますが、それぞれの注文方法の特徴を比べて、自分に合った方法を見つけてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
TSUBAKI
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